ブランドロゴをフォトショで作成してみた

友人とオンラインのアパレルブランドを始めようという話になり、ブランド名も決まり、さぁ、まずはTシャツをデザインしようという話になりましたが、そのタイミングでどちらもフォトショップを使えないことに気づき・・・決心してフォトショを勉強しながらデザインすることに決めました。

しかしやってみれば、難しさはありつつも、時間をかけて慣れていけば誰でも出来ることに気づいた、その話をしたいと思います。

必要不可欠なブランドロゴデザインを考える。

デザインを始めるにあたり、「ロゴは欲しいけど、デザインは苦手・・・」友人も私も最初はそう思っていました。とりあえずフォトショを起動し、ネットサーフィンで使用方法を調べながら、わかる範囲でいじくってみますが、全くデザインは進まず・・・

あーでもないこーでもないと、無駄に時間は過ぎていくばかり。この時、ウダウダ言っていても始まらないので、とにかく無駄だろうがなんだろうが、一回やりたいことを紙に書き起こしてみようと友人から助言を受け、まずは友人と一緒にとにかく自分たちがやりたいことや目指すべきブランドイメージを、ひたすら紙に書き起こしました。

すると、これが不思議で、紙に書き起こせば書き起こすほど、自分たちがやりたいことや目指すべき場所が見えてきて、そうするとデザインのイメージも明確になっていき、ブランド名一つをとっても、「なんでこの書体なのか、こっちの書体の方がいいよね」とか、「赤よりは、やっぱり青だよね」とか、勝手にデザインが絞られていきました。

フォトショでロゴを作成する前に、まず大切なのが、「デザインのイメージを明確にする」ということに気付け、それが決まっていないと、いくらフォトショを使えてもデザインは出来ないんだということでした。ロゴデザインのイメージは思っていたよりシンプルなものになりました。

フォトショ素人にはありがたい話です。ある程度決まったイメージを、次はフォトショでどうやって具現化・作成するのか、という段階に入りました。

→円を活用して簡単にロゴを作成しよう

デザインにぴったりのフォント(書体)を見つける。

次に一番気になったのが、ブランドロゴデザインのイメージを伝えるために重要なフォント(書体)でした。友人と一緒に散々書き起こした紙を見ながら、合うフォントを一つひとつ確認していきますが、どうにもしっくりくるものがありません。頭の中にも、紙にも、イメージはあるのに・・・

私は一番イメージ近いであろうフォントでブランド名を打ち込み、「うーん、まぁこういうことなんだけど・・・(なんか惜しいんだよ)」と思いながら、見つからないし、もうこれでいいんじゃないかと半分諦めモードに。

しかしここでまた友人が、そんな私の尻を叩くかのようにネットサーフィンを始めます。内心「おいおい、まだやるのかよ」と思っていると、友人が「フリーフォントっていうのがあるみたいだ」と教えてくれました。あるんですね、自由にダウンロード出来て使えるフォントたちが。

普段からデザインをしている人たちからしたら当たり前のことなんでしょうが、素人の私にとっては目から鱗でした。フリーフォントの中から一瞬で自分たちのイメージにぴったりのフォントが見つかりました。本当に一瞬でした。

こうして、デザインの核となるフォントが見つかりました。

デザインにぴったりの色を決める。

次にブランドロゴの色を決めていきました。いわゆるブランドネームを、月のような半円のアーチで囲むデザインだったので、全て単色にするのか、もしくは色を変えて調整するのか、それは既存の色なのか、口ではなんとも形容しがたいオリジナルのカラー(中間色)にするのか、友人とあれこれ言い合いながらフォトショに向かっていました。

しかし、一向に「これだ!」という一致の意見にはならず・・・

ここで友人がとった行動は、一度、フォトショから離れるということでした。友人は、今出来ているフォントデザインを急にワードで打ち込み、PDFでコピーし始めます(この時は単色黒)。印刷が完了するとデザインをハサミで切り抜き、白の無地Tシャツと黒の無地Tシャツを持ってきて、そのコピーしたデザインをTシャツの上に置き出しました。

友人は「こっちの方が想像しやすい」といいながら、Tシャツの至るとこにデザインを合わせていきます。すると一旦、色は後回しにしようと提案され・・・

デザインの配置を決める。

友人がデザインのコピーをTシャツの至るとこに配置していきます。「もっと大きい方がいいかな」などと呟き、ワードの文字を大きめに打ち直し、再度PDFコピー。それを繰り返していると、友人と私の中で、「胸にこの大きさでのデザインが一番しっくりくるよね」となり、色よりも先に、デザインの配置がおおよそ決まりました。

そうすると「ってことは、Tシャツが白の場合はデザインの色は青ベース、Tシャツが黒の場合はデザインは黄色ベースがよくない?」と、色までも同時に決まってしまったのです。やはり大事なので、先にイメージを明確にすること、それからフォトショでそのイメージを具現化していくことなんだと再確認しました。

こうして、フォトショに戻り、色の細かな調整を終え、デザインの大部分が決まってきました。

最終段階。デザインの間隔・余白・微調整を考える。

神は細部に宿る、とはよく言ったもので。デザインが決まり、イメージはほぼほぼ具現化出来ているし、あとは入稿データを作成し、プリント会社に制作をお願いするだけではないのか、と思っていたのですが、どこか不満気な友人の表情。

しかし、個人的にはこれ以上何をやるんだという想いでした。ここで、超重要な情報を友人がネットサーフィンで拾ってきたのです。それは、「デザインの間隔・余白」に関する記述でした。私たちはフリー素材で拾ってきたフォントをそのまま載せただけだったのですが、フォトショでは、その文字一つひとつの微調整や、間隔の微調整が出来るということを知りました。

そこからは本当に気が遠くなるような、「あーでもないこーでもない」が始まりました。その微調整だけでおそらく5時間は掛かったでっしょうか。たった1mmの余白をどれだけ考えたことでしょう。でも、そのお陰で、なんとか満足のいくデザインにたどり着けましたし、まだまだ甘っちょろい素人ですが、フォトショでロゴを作成する奥深さを知ることが出来ました。

地味で時間のかかる奥深さ=秀逸でセンスのいいロゴデザイン

フォトショを使いはじめるまで、センスがある人がデザインを出来るツールだと思っていました。ですが実際にロゴデザインを作成して、勿論センスは大事ですが(私の場合友人の発想力とセンスに助けられましたし)、イメージを具現化する為の、無限の可能性を秘めたツールだという考えに変わりました。

地味で時間をかけたフォトショでの微調整こそが、唯一無二のデザインを生み出すんですね。